興味深い採鉱の歴史が残るウエストコーストにはさまざまな史跡を見学できるアトラクションがあります。
マオリの人々は古くから、グリーンストーンが産出されるウエストコーストの価値を見出していました。後に、ヨーロッパからやってきた移民たちは、それとは異なる産出物、金、石炭と木材を求めてこの地域へやってきました。現在は、当時の面影を残す、列車の廃線跡、石炭の加工工場跡や炭鉱で栄えた街の跡などがいたるところで見られます。
これらの史跡をじかに見学できるウォーキングやハイキングコースがあちこちにあります。その中でもシャンティタウンは、1860年代のゴールドラッシュに誕生した開拓者の街を当時の姿そのままに再現したものです。デニストン・コール・マインでは、ガイド付きツアーで坑道を探検することができます。ウエストコーストのいたるところにゴールドラッシュ時代名残の品々を所蔵する小さな博物館があります。