旅の途中でパーマストンに滞在すると、素晴らしい海岸沿いの散策や山の景色、様々な野生動物との出会いが楽しめます。
深く歴史の刻まれたパーマストンの町は、国道1号線と85号線の合流点に位置し、オタゴ・ゴールドフィールズ・ヘリテージ・トレイル(金鉱史跡探訪ルート)とセントラル・オタゴ地方への玄関口にあたります。
パーマストンの背後にあるプケタプ(聖なる丘)は、いわばランドマークとして親しまれています。頂上には初期の政治家、サー・ジョン・マッケンジーの記念碑があります。
プケタプの頂上につながる遊歩道は一時期を除き一般に開放されています。がんばって登っていくと、360度の絶景が広がります。パッチワークのような農地、うねるような丘陵地、遠くの山々、湿地帯、シャグ川、手付かずの自然が美しい海岸線などを一望することができます。遊歩道は私有地を通るので、子羊の生まれる時期は閉鎖されます。
パーマストンを流れるシャグ川は郊外で海に注いでいます。さほど大きな川ではありませんが、相当数のブラウン・トラウトがいます。川にアクセスできるポイントはダンバックとパーマストンの間に数カ所あります。地元の人々は夏になるとしばしば川で泳いだりカヤックに乗ったりして遊んでいます。
アンダーソンズ・ラグーンかタボラ・リザーブへ行くと素晴らしい海岸沿いを散策しながら野生動物の観察ができます。車でほんの5分も走ると、ニュージーランド・オットセイの大きなコロニーを展望台から見渡せます。また、近くのトロッターズ・ゴージは、ウォーキングやキャンプで人気のある場所です。
パイオニア・モーテル、ワイヘモ・ロッジ、居心地の良いB&Bなど宿泊施設がいくつもあるので、ゆっくりと滞在してオタゴ東部を探索してください。