レイク・テカポ

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クライストチャーチ/カンタベリー

ハイライト

  • 善き羊飼いの教会
  • マウント・ジョン天文台で星空観察
  • マッケンジー盆地の遊歩道

ロケーション

  • by car:

    クライストチャーチもしくはクィーンズタウンから3.5 時間

テカポ湖とその周辺は、昼は絵のように美しく、夜は満点の星空が素晴らしい場所です。 ユネスコの国際ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)に指定された、星空観察にパーフェクトなスターゲイジングスポットです。

クライストチャーチ/カンタベリー
Lake Tekapo/Takapō, クライストチャーチ/カンタベリー

テカポの街はクライストチャーチから車で南西の方向へ3時間ほどのマッケンジー盆地に位置しています。中心街は美しいミルキー・ブルーのテカポ湖をはさんで北に面しており、遠くに壮大なサザンアルプスの山々を見晴らすことができます。テカポ湖がまるでミルクを溶かしたような特徴ある青みがかった乳白色をしているのは、氷河が動く時に削りだす、ロックフラワーと呼ばれる細かい岩石の粉が湖の水に溶け込んでいるためです。

善き羊飼いの教会

湖畔に佇む魅力的な建物は、善き羊飼いの教会です。教会の祭壇の奥にある窓からは、湖とサザンアルプスの山並みの荘厳な風景が望めます。この教会はマッケンジー地区を開拓した家族のために1935年に建てられました。現在では旅行者に人気のある写真撮影のスポットとなっています。

教会のすぐ近くにはブロンズ製の牧羊犬の像があります。銘板には、「牧羊犬の助け無しに山がちな牧草地帯の開拓は不可能だっただろう」という、開拓時代の牧羊犬の働きに対する感謝の言葉が刻まれています。

湖畔沿いには遊歩道があります。壮大なマッケンジー盆地の景色を眺めるなら、標高1031mにあるマウント・ジョン天文台かコーワンズ・ヒルへ登ってみましょう。

南天オーロラ

レイク・テカポは、北極のオーロラと同じ、南極上空に色鮮やかに光る南天オーロラ(南極光)が一番よく見られる場所のひとつです。4月から9月にかけて見られるチャンスが多くなります。晴天率が高く、「光害」のない暗い夜空が広がるレイク・テカポは、有数の観測地として知られています。山の上にある南向きに立つマウント・ジョン天文台を訪れてみましょう。素晴らしい自然が織りなす天体ショーを見るには最高の場所です。

マッケンジー盆地の歴史

マッケンジー盆地に最初に住みついたのはマオリの人々です。彼らは夏の間、川や湖沿いに暮らし、道具を作る石を採掘したり、ウナギを釣ったり、鳥を狩っていました。
1800年代半ば、ジョック・マッケンジーという名前のスコットランド人の羊飼いが羊を盗んで逮捕されました。彼は盗んだ羊の群れを隠すために、この高地に足を踏み入れたのでした。その事件まで、ヨーロッパ人の入植者たちは、この地域について何も知らずにいました。

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