オークランドから北へ車で90分、カウリの森と美しいビーチに縁取られたドラマチックな風景が広がる北島北部の西海岸はカウリ・コーストと呼ばれています。

ノースランド
カイ・イウィ・レイクス, ノースランド

カウリ・コーストへはブリンダーウィンの町からツイン・コースト・ディスカバリー・ハイウェイを西へ進むとアクセスでき、北のホキアンガ・ハーバーまで伸びています。 カウリ・コーストとホキアンガ地方には、カウリの森、美しいビーチ、マオリと開拓者の歴史など、自然と文化が楽しめる見どころが満載です。 さらに北上すると、ホキアンガ・ハーバーに面した二つの町、オマペレとオポノニがあります。

歴史と自然

カウリ・コーストではぜひマタコヘのカウリ博物館を訪れてみてください。ここではカウリの木やニュージーランドにおける開拓者の歴史について学ぶことができます。

ダーガビルを過ぎ、さらに北上するとカイ・イウィ・レイクスがあります。美しい透明な水を湛えるこの淡水湖群では、スイミング、カヤッキング、フィッシング、セイリングなどのアクティビティが楽しめます。 その北にはカウリの巨木が生い茂る太古の森ワイポウア・フォレスト、そしてカウリ・コーストの北端、ホキアンガ・ハーバーへと至ります。

巨木カウリの森

カウリ・コーストは、カウリの巨木が育つことから命名されました。カウリ・コーストを旅するなら、古代からの姿を今に残す雄大な原生林は見逃せない場所です。トラウンソン・カウリ・パークは、夜行性の鳥、国の象徴ともなっているキーウィが自然のままに生息している姿を見ることができる数少ない場所のひとつです。さらにホキアンガ目指して北へ向かうと、巨木の中でも最大の「タネ・マフタ」が見られるワイポウア・フォレストがあります。ここでは、地元マオリのガイドが夜間に森の中を案内し、森にまつわるマオリの伝説を説明します。パワースポットともいえるユニークかつスピリチュアルな体験です。

ホキアンガ・ハーバー

ホキアンガという地名は、「偉大なるクペの再来の地」を意味するマオリ語「ホキアンガ・ヌイ・ア・クペ」が短くなったものです。 クペはポリネシアの伝説的な探検家で、乗組員たちと共に南太平洋を航海してニュージーランドを発見したと言われており、多くのイウィ(マオリの部族)がクペの末裔とされています。

 

ハーバーの南にはオマペレとオポノニという似たような2つの街があり、北には砂丘があります。ホレケの集落近くでは、ワイレレ・ボールダーズという不思議な自然現象が見られます。積み上げられたような巨大な奇岩群が谷に沿って1.5キロもの長さに連なっています。

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ワイポウア・カウリ森林保護区

ダーガビル