ニュージーランドの野鳥たちの楽園を訪れ、素晴らしい体験ができます。
カピティ島はニュージーランドでも特にアクセスしやすい自然保護区です。ウエリントン北西の海岸から5kmの場所に浮かぶこの島は全体が保護区になっていて、本土ではもう見られなくなった珍しい固有種、希少種の野鳥がたくさんいます。カピティ島を訪れる場合は、カピティ(opens in new window)・アイランド・ネイチャー・ツアーズ(opens in new window)を利用することになります。島では、ウォーキングや遊泳、ガイド付きツアー、バードウォッチングなど、好きな方法で過ごすことができます。
カピティ島は小さな島ですが、多大な労力を注いで害獣を駆除した保護区です。特に、アオテアロア・ニュージーランドの希少種の野鳥保護において重要な役割を担っています。島内では、体格の良いオウム、カカやカカリキ(アオハシインコ)、ティエケ(セアカホオダレムクドリ、英名サドルバック)など、様々な種類の鳥が見られます。タカヘの姿を探すのもお忘れなく。一度は絶滅したと言われた大型のクイナは、ニュージーランドの人々にとても大切にされています。
原生林にはマタイやミロといったマキの仲間や巨大なラタが茂っています。 元の森林は大半が19世紀半ばに火災や伐採で失われてしまいましたが、火の届かなかった谷の奥など所々に太古のマタイやミロが残っています。今日までに再生した部分には、主にコヘコヘ、タワ、カヌカといった樹木が生育しています。また、カロのように、花の蜜を好む鳥のために植樹されたものもあります。
島の北部には森林や沿岸部を行く散策コースが多数あります。アドベンチャー志向の方はトリッグ・トラックかウィルキンソン・トラックへ。標高500mの頂上から眺めるパノラマ風景は最高です。
カピティ・アイランド・ネイチャー・ツアーズ(opens in new window)が様々なガイド付きツアーを催行しています。8代前から島で暮らしてきたバレット家が運営しています。島の北端部にあるバレット家のロッジかグランピング場で1泊するオプションもあります。騒々しいほどの夜明けのコーラスが待っています。
害獣のいない環境を守るため、アクセスはカピティ・アイランド・ネイチャー・ツアーズの船のみに制限されています。午前中の便で出発して、お昼か夕方の便で本土に戻ります。
カピティ島は通年人気のある旅行先です。特に12月から2月のピーク期は早めに予約しておくことをおすすめします。
島にはお手洗いとシェルターが設置されています。飲み水とランチは各自で持参しなければなりません。しっかりとした靴を履き、防水や保温のできる服装で出かけましょう。
ニュージーランドの野生動物を保護するために、以下の基本的なルールを守ってください。
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「ティアキ・プロミス」(opens in new window)は、この美しいニュージーランドを今現在から未来の世代へと守り伝えていくためにできることをまとめたものです。旅行者の皆さまも、ティアキ・プロミスに沿って行動することで、私たちが故郷とするこの地の守り手になることができます。