ハーストは世界遺産指定地域テ・ワヒポウナムの中心にある町です。北にも南にも東にも、国立公園が広がっています。
ドイツ人地質学者ユリウス・フォン・ハースト(Julius von Haast)にちなんで名づけられたハーストは、町とハースト・ジャンクション(Haast Junction)、ハースト・ビーチ(Haast Beach)の3つの集落から成ります。 ヘリコプターが荒々しい山々へと鹿狩りのハンターを運び、地元のパブには剥製にされた動物の頭が飾られるこの土地では、まるで開拓地の最前線にいるような印象を受けることでしょう。 主な見所は世界遺産指定地域になっているウエストランド(Westland)国立公園で、周囲一帯に見渡す限りの降雨林が広がっています。リバー・サファリ、オットセイやペンギンの群生地の訪問、海釣り、トラウト・フィッシング、ハンティングなどが楽しめるほか、全国でも最も人里離れた奥地にある村、ジャクソン・ベイ(Jackson Bay)へドライブで行くこともできます。