ウエリントンのウォーターフロントを散策して、クィーンズ埠頭、テ・パパ国立博物館、チェイファーズ・マリーナやオリエンタル・ベイを訪れてみましょう。
ウエリントン中心部のビジネス街から一歩外に出れば、海辺の散策を満喫することができます。 かつて賑わいを見せていた港の周辺部は、より効率的なコンテナ輸送への移行により、大部分が使用されなくなりました。後に、巧みな計画と莫大な投資によって埠頭や倉庫は修復され、歩行者だけが楽しめる広々とした臨海地区となったのです。 巨大なマオリの彫刻が施されたシティ・トゥ・シー・ウォーク・ブリッジを渡ってクィーンズ埠頭へ行けば、海辺を歩いて素晴らしいウエリントン湾の景色を楽しむことができます。 この地域の美しい歴史的建造物には、今ではレストランやアパートが入っています。ウエリントン 街と海の博物館もこうした建物の中にあります。 数多くの興味深い記念銘板や芸術作品も目を楽しませてくれます。そのうちの1点、犬の銘板は「さすらいのパディ」を偲ぶものです。パディは1928年から1939年の間、波止場で働く人々や船員、タクシードライバーたちが皆でかわいがっていた、人気者の犬です。 クィーンズ埠頭を出発して港沿いに進み、テ・パパ国立博物館やチェイファーズ・マリーナを通って、おしゃれなカフェが立ち並び、金色の砂浜が広がるオリエンタル・ベイへと向かいましょう。 ビーチ側に突出した建物は、本来は演奏用の東屋があった場所です。1937年には公衆浴場が加わり、1980年代にはレストランに改装されました。現在はピクニック用のスペースが併設された、素晴らしい展望台になっています。