ワイラケイ・テラス

家族経営のビジネス

この特別な場所のオーナーかつ守り手であるヒル家のジムとレイウィンは地元部族ナティ・トゥファレトアの一員として、カイティアキタンガ（環境保全）とマナアキタンガ（おもてなし）という文化的に重要な価値観を行動で示しつつ、自らの歴史を学ぶ機会としています。当初の計画は、観光名所のフカ滝から数分のワイラケイ・リゾート・タウポ(opens in new window)に隣接するワイラケイ・ツーリスト・パークの地熱地帯に、遊歩道を通すだけのものでしたが、2002年には温泉プールをオープンするに至りました。

今では、フロントでのゲスト対応から施設の修理、オフィスでの事務処理まで、家族全員が働いています。

地域社会にも癒しを

温泉でリラックスできるだけでなく、周囲の原生林を散策してアオテアロアのユニークな動植物に親しむこともできます。

また、ワイラケイには伝統彫刻を教える工房もあり、自分たちの文化とのつながりを取り戻そうとする地元の人々を支援しています。ワイラケイは複合的な癒しの場になっているのです。

こうした努力の成果は、ワイラケイ・テラスのあちこちで目にすることができます。彫刻が施された柱や彫像は、タウポのナティ・トゥファレトアの豊かな文化遺産を想起させる見事なものです。

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