ニュージーランドの一般的な物価や通貨、支払い方法についてご案内します。
主に以下の平均的な例を挙げています。
ニュージーランドの通貨単位はドル(NZ$)です。決済には主要クレジットカードが使用できます。最も普及しているのはビザとマスターカードです。また、主要都市にある多くの小売店で Apple Payが利用できます。トラベラーズチェックは使用できなくなっています。
外貨からニュージーランド通貨への両替は、銀行、一部のホテル、国際空港や市中にある両替所で行うことができます。
ニュージーランドで流通している現金は以下の通りです。
通貨換算ツールで現在のレートを確認することができます。
ニュージーランドには外貨の持ち込み、持ち出しに関する制限はありません。ただし、ニュージーランド現地通貨でNZ$10,000以上の現金を持ち込み、または持ち出しする場合は、Border Cash Report(opens in new window)を記入することが義務付けられています。
ニュージーランドの銀行の営業時間は一律ではありませんが、一般的な支店の営業時間は月曜日から金曜日の午前9時30分から午後4時30分までです。店舗によっては、週末も営業している場合があります。ATMは銀行の支店のほか、主要な商店街やショッピングモールに設置されています。国際的なクレジットカードやATMカードは、4桁の暗証番号が設定されていれば使用できます。出発前に銀行かカード会社に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。
ニュージーランドでレストランやバーを利用した場合、チップは原則的には不要ですが、優れたサービスや親切な対応に各自の裁量でチップを出すことは可能です。ニュージーランドのホテルやレストランで店舗独自のサービス料が上乗せされることはありません。
ニュージーランドの物品サービス税(GST)は一律15%で、すべての商品やサービスの表示料金に含まれています。海外旅行者はGSTの還付請求はできませんが、現地で購入したものを店から海外の自宅住所宛てに発送してもらう場合は、支払いの際にGSTは請求されません。
ニュージーランドでは、1セント、2セント、5セント硬貨が廃止されたため、端数が出た場合は切り上げか切り捨てをすることになります。ニュージーランド準備銀行によると、ほとんどの小売業者が端数処理にスウェーデン方式を採用しているとのことです。これは、1セントから4セントで終わる価格は切り捨て、6セントから9セントで終わる価格は切り上げるというものです。例えば、15.14ドルの値で購入すると切り捨てで15.10ドルになり、15.16ドルの場合は切り上げて15.20ドルを支払うことになります。末端5セントの価格をどう扱うかは、小売業者の裁量に任されています。
宿泊施設、航空券、レンタカーの料金は繁忙期に変動することがあります。主なピークは、全国的にクリスマス前後と夏(12月から3月初旬)ですが、スキーで人気のあるクィーンズタウンや北島中央部などでは冬(6月から8月)のピークもあります。ニュージーランドの学校が休みになる時期も非常に混雑します。これらの期間に旅行される場合は、余裕をもって予約しておくことをお勧めします。その他のショルダーシーズンやローシーズンに訪れると、割安で豊富な選択肢が期待できます。
料金は場所や時期、曜日によって異なりますので、下記はあくまでも大まかな目安です。宿泊施設検索を利用して、ニーズに合った価格帯で探してみてください。