ファンガヌイ国立公園は、航行可能な川としてはニュージーランド最長のファンガヌイ川に隣接するように広がっています。

ファンガヌイ国立公園の「行き先のない橋」
ルアペフ
ファンガヌイ国立公園の「行き先のない橋」, ルアペフ

北島の中央、ファンガヌイ市の北側に位置するファンガヌイ国立公園は、ファンガヌイ川の上流域を保護する目的で設定されました。ファンガヌイ川は、トンガリロ国立公園から蛇行し、下流域では低地の原生林を通ってタスマン海へと流れ、その昔、マオリの人々にとってもヨーロッパの初期入植者にとっても、重要な交通ルートとなっていました。全長290 kmのファンガヌイ川はニュージーランドの航行可能な川としては一番長いもので、素晴らしい川下りを楽しめるところです。タウマルヌイは、多くのカヌー・ツアーやカヤック・ツアーの出発点となっています。川岸には利用しやすい宿泊用の山小屋やキャンプ場などの施設も用意されています。また、ティエケ・マラエでの宿泊も旅のハイライトの1つです。地元のマオリが管理運営するこのマラエ(マオリ集会所)では、マオリの伝統的な慣習を実際に体験することができます。

主な見どころ

ファンガヌイ国立公園ではファンガヌイ川を中心に急勾配の坂や急峻な尾根、低地に広がる原生林など独特の景観を見ることができます。またファンガヌイ川の西側を流れる支流はどれも、泥性地質の渓谷を流れるため、両岸の岩はほとんどが泥質でやわらかく、流れによってさまざまに形を変えていきます。

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