海抜2518mの高さを誇るタラナキ山はニュージーランドで最も完璧な円錐形をした火山です。タラナキ山はおよそ12万年かかって今日の姿になりました。最後に噴火したのは1775年で、火山学者はこの山を「死火山」ではなく「休火山」だと見なしています。

Hiking through the rainforests of Mount Taranaki, Egmont National Park
タラナキ
エグモント国立公園, タラナキ

マオリ伝説では、タラナキ山が孤高にそびえている理由を魅力的に説明しています。マオリ伝説によるとタラナキはかつてはトンガリロ、ルアペフ、ナウルホエなどの中央台地にある他の火山と一緒に暮していました。ところがある時、タラナキがみんなが美しい丘とあこがれるピハンガを誘惑しようと近づいたので、トンガリロがやきもちを焼いて噴火してしまいました。トンガリロの怒りを恐れたタラナキは大地を削りながら西へ逃げ、その跡が現在のファンガヌイ川になったといわれています。

主な見どころ

長い年月を経て形成された、雪を頂くタラナキ山は、その美しさで多くの旅行者を魅了してきました。ファンタムズ・ピークと呼ばれる小さなくぼみを除けば、この山は左右対称の美しい姿をしています。タラナキ山は「ニュージーランドで最も多くの人々が登山する山」とも言われ、アマチュアの登山者にとっても登頂しやすい山です。映画『ラストサムライ』の背景にも使われ、その名を広く知られるようになりました。

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