中級〜上級者向け
ルアペフ山からタスマン海に至る道をつなぎ合わせたナ・アラ・トゥホノは、2つの国立公園と思い出深い風景を巡るトレイルです。
活火山の斜面からスタートして、カーブや起伏の多い道を走る間に、多様性に富んだ自然と人類の歴史に触れることができます。ニュージーランドのグレート・ライド、ナ・ハエレンガ(opens in new window)の中でも特に距離の長いアドベンチャーで、数日間かけて、オハクネ・オールド・コーチ・ロードや行き先のない橋、豊かな歴史のあるファンガヌイ・リバー・ロード、芸術的なワンガヌイの市街地などをめぐりましょう。日帰りで一部区間を走る場合も様々な楽しみ方ができます。
全体を走るとなると長距離ですが、多様性に富んでいるので、誰もが好みに合った楽しみ方を見つけることができるでしょう。ルアペフかワンガヌイの観光を兼ねて日帰りで出かける人もいます。体力に自信のある経験豊富なマウンテンバイク愛好家なら、2~6日間かけて全行程を満喫できるはずです。
6区間の1つめは、トンガリロ国立公園のマウンテン・ロードから始まります。ルアペフ山の素晴らしい景色を眺めながら坂を下っていきます。続いてオハクネ・オールド・コーチ・ロードに入ると、歴史の息づく緑豊かな原生林を走ります。鉄道高架橋では息をのむような光景が見られます。
ルアティティ・ロードの区間は静かな田舎道が続き、ワンガヌイ国立公園でも野趣あふれるマンガプルア・トラックに接続します。長い間放置されていた開拓時代の農場や断崖絶壁、行き先のない橋などのハイライトも待っています。
スリル満点のジェットボートか思い出に残るカヤックのアドベンチャーでファンガヌイ川を ピピリキまで下ったら、再びペダルを踏んでファンガヌイ・リバー・ロードを走ります。テ・アワ・トゥプア、ファンガヌイ川はとても重要な川です。2017年には画期的な法律と国連宣言により、生命体として正式に認められました。
川に沿ってカーブする道には、マオリと入植者の足跡を今に伝える見どころが点在しています。ワンガヌイはニュージーランドで唯一、ユネスコのデザイン都市に認定されている街です。川沿いのトレイルはグレート・ライドとしては非常に簡単な道なので、観光客に人気の日帰りサイクリングコースとなっています。
熱心なマウンテンバイク愛好家なら、フィッシャーズ・トラック(グレード3、中級)やカイファカウカ・トラック(グレード4、上級)も合わせて楽しめるでしょう。
グレート・ライドの地図や詳しい情報はこちらから。
自転車のレンタルやシャトルから、すべてが含まれる完全パッケージ・ツアーまで、現地にはあらゆる要望に応える事業者が多数あります。短時間のサイクリングでも、数日間のアドベンチャーでも、活用するとよいでしょう。主なオペレーターは、マウンテンバイク・ステーション(opens in new window)、ファンガヌイ・ツアーズ(opens in new window)、クネ・シャトル(opens in new window)など。
川を移動する区間については、ブリッジ・トゥ・ノーウェア・ロッジ(opens in new window)かファンガヌイ・リバー・アドベンチャーズ(opens in new window)でジェットボートを事前に手配しておく必要があります。
マウンテンズ トゥ シー・ナ アラ トゥホノの公式パートナーは、ニュージーランド・グレート・ライド(opens in new window)とトレイル公式(opens in new window)ウェブサイトに掲載されています。
オハクネ、ナショナル・パーク・ビレッジ、ワンガヌイといったトレイル沿道の主要な町には宿泊施設が多数あります。周辺地域に点在している宿泊施設を利用することもできます。
トレイルとパートナー提携している宿泊施設は、グレート・ライド(opens in new window)とマウンテンズ トゥ シー・ナ アラ トゥホノ(opens in new window)のウェブサイトに掲載されています。
ナ・ハエレンガ・ニュージーランド・サイクル・トレイル(opens in new window)
マウンテンズ トゥ シー・ナ アラ トゥホノ(opens in new window)
ルアペフ地方観光局(opens in new window)