国立公文書館では、歴史的文書、地図、絵画、写真、映像などの興味深い展示を見ることができます。
国立公文書館では非常に重要な文書を実際に目にすることができます。 ここには文書、地図、絵画、写真、映像など、ニュージーランドの歴史と発展に関する資料の原本が所蔵されており、その量は国内最大です。 公文書館の役割は、政府の活動を記録し、永久に保存すること、そしてその記録を一般に公開することですが、これは容易な作業ではありません。 最重要文書のいくつかは、厳しい展示環境管理の下、コンスティテューション・ルーム(Constitution Room)に常設展示されています。 ニュージーランド建国の基礎となったワイタンギ条約の原本や、独立国家として世界で初めて女性に選挙権を与えることになった1893年の婦人参政権に関する嘆願書の原本を見ることができます。最古の文書は1835年に北島の34人のマオリの首長が署名をした独立宣言書です。 その他の展示室では所蔵品の特別展示が常時行われています。これらの質の高い展示は、見て楽しめるだけでなく、いろいろと考えさせられるものでもあります。ニュージーランドの重要な歴史について知識を深めるうえで、とてもユニークな経験ができることでしょう。 国立公文書館は国会議事堂とウエリントン駅の近く、ソーンドン(Thorndon)地区のマルグレーブ・ストリート(Mulgrave Street)10番地にあります。 ロビーにはカフェもあります。 開館時間は月曜日から金曜日までは9時~5時まで、土曜日は9時から1時までです。読書室は月曜日から金曜日の9時~5時まで開いています。入場料は無料です。